初心者向け 家庭菜園特集!!
家庭菜園って?
家庭菜園とは
家族が中心となり、庭や畑、プランターを用いて野菜などの植物の栽培を行う事です。一般的な農業は営利を目的にしているのに対して、家庭菜園では育てる過程や収穫を楽しむ事を目的にする事が主流です。 近年、小さな庭や室内でもプランターを用いた野菜づくりが盛り上がりを見せています。 ご家族と一緒に新鮮な野菜を楽しみながら栽培してみませんか?
初心者の方におすすめの家庭菜園キット
初心者におすすめ!超お手軽野菜
カイワレ大根
シャキシャキした食感とピリっとした辛みが特徴のかいわれ大根。実はキッチンで栽培する事ができます。種をまいてから1〜2週間で収穫できる点も魅力です。土を使わず、水栽培が可能なので、汚れる心配がない事も嬉しいですね
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大葉(シソ)
薬味として根深い人気がある大葉。家庭で栽培していると、ちょっと料理のアクセントに使う事ができ、非常に便利です。栽培もしっかりと水をあげ、太陽の光があたりかつ半日日陰になる場所に置いておけば成長する手間いらずの野菜です。
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サカタ シソ 大葉青しそ 実咲小袋【取り寄せ注文】
栄養豊富で芽ジソ、穂ジソとして広く用途があります。
[播種時期]
発芽適温:25~30℃
寒地:5月中旬~6月上旬
温暖地:4月中旬~6月中旬
暖地:3月下旬~6月下旬
よくある質問
- Q1どの大きさのプランターがおすすめですか?
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育てる野菜により変わります!ミニトマトを育てる場合、枝や花茎が伸びると支柱を立てなければいけないため、深さ35cm以上の深型プランターを使用しましょう!
- Q2狭い場所でも始めることができますか?
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100円均一などで販売されているプラスチックのカップや野菜などが売られている容器、牛乳のパックなどを鉢にして育てることができます。育てる野菜は、バジルなどの小さな葉物の野菜がおすすめです!
家庭菜園の魅力とは
楽しさや魅力
家庭菜園の魅力は何と言っても、安全安心で新鮮な野菜を食べる事ができる点です。スーパーで買える野菜は収穫から時間が経ってしまったものが多いですが、家庭菜園では収穫した直後に食す事ができる点も魅力ですね。
また、自分で育てる野菜を選び、その成長を見守る過程そのものに楽しさを感じる人も多くいます。
子供との触れ合い
家庭菜園は初心者の方でも簡単に始められますが、種まき、水やり、収穫などやる事は多くあります。
しかし、それぞれで子供が関わる事ができ、コミュニケーションツールとして活用する事ができます。
家庭菜園で野菜の大切さや、水やりを通した習慣の大切さを教育できる事も魅力の一つですね。
季節別!育てやすい野菜大公開
家庭菜園を始めやすい野菜
野菜は国内だけで300種類以上あると言われています。
そんな中から、家庭菜園初心者の方でも始めやすい人気野菜を時期別に紹介します。
春夏
春と夏は野菜が比較的育てやすく、育てやすい野菜が多いです。興味のある野菜を見つけてみてくださいね。
ミニトマト
ミニトマトは比較的サイズも小さく、栽培に失敗しにくい特徴から家庭菜園を始める野菜として人気が高いです。
授業にも栽培を取り入れている小学校が多いように、適切な栽培を行えば、美味しいトマトを作る事ができます。
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オクラ
栄養価が非常に高いオクラ。夏バテを防ぐ野菜としても有名ですね。
オクラは日当たりが良い場所が望ましいですが、半日陰でも育てる事ができるなど場所をあまり選ばない野菜です。適切な管理を行えば大量に収穫できるのも特徴の一つです。
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小林種苗 かこみどり オクラ種子
収穫が遅れても硬くなりにくく、品質に優れるため、少し大きなサイズでも収穫できます。
[播種時期]
トンネル栽培:3月中旬~4月上旬
露地:4月中旬~5月下旬/6月上旬~7月下旬
タキイ種苗 オクラ種子
ヘルシエ
収穫が遅れても莢長15㎝程度までは硬くなりにくいのが特徴です。
[播種時期]
中間地:トンネル/4月上旬~4月下旬
マルチ/5月上旬~6月上旬
暖地:トンネル/3月下旬~4月中旬
マルチ/4月下旬~5月下旬
ナス
ナスは寒さに弱く暑さに強い野菜です。日当たりがよく温暖な地域にお住まいの方は是非チャレンジしてみてください。剪定をする必要がありますが、丁寧に育てる事で長期間の収穫を見込む事ができます。
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秋冬
小松菜
小松菜は栄養価が高く、調理方法も様々にあるため便利な野菜の一つです。育ちがよく、プランターで手間をかけずに育てる事ができます。
一年中栽培可能ですが、寒い時期に栽培すると甘味や柔らかさが増すので寒涼な気候での栽培がおすすめです。
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二十日大根
種まきからから1ヶ月いないに収穫できるその特徴から名前がついた二十日大根。年間を通して栽培は可能ですが秋に種を植える事で害虫の心配が少なく、初心者にとって育てやすい環境です。
二十日大根で気軽に本格家庭菜園初めてみませんか?
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小林種苗 二十日大根種子 あかまる姫
鮮やかな紅色のF1丸形二十日大根です。
生育は早く、揃い・肥大性が良い。
[播種時期] 冷涼地:3月中旬~4月末(トンネル)・6~10月頭
中間地:11~3月(トンネル)・4~10月
※厳寒期を除いて周年栽培可
GFP ラディッシュ 二十日大根 ナショナル3
生でサラダに、酢漬け・一夜漬けにしておいしくいただけます。大根の葉も炒め物やみそ汁に入れておいしくいただけます。
葉色は濃緑色で照りがあり、おひたしや炒め物などにピッタリ。
[播種時期]
3月~10月
※日当たり・風通しの良い場所に直播。
暖かければ30日弱、涼しければ40~50日で収穫。
ソラマメ
ソラマメは美味しく食べられるのが三日と言われるほど鮮度が短い野菜です。そのため、家庭菜園にぴったりの野菜で、鮮度抜群のソラマメを味わう事ができます。
様々な栄養価をバランスよく含んでいるため、日々の食事の食事に取り入れられると良いですね。
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サカタ ソラマメ 駒栄
莢は長めで3~4粒莢が中心、濃緑色の一寸ソラマメで、秋まきもできます。
[播種時期]
寒冷地:2月中旬~3月中旬
中間地:1月中旬~2月頭・10月
温暖地:9月~10月中旬(ハウス)
GFP ファーベ / イタリアそら豆 アグアドゥルセ スペルシモニア
収穫から2日以内程度であれば生でおいしくいただけます。
日本のそら豆同様に加熱してもおいしくいただけます。
葉色は濃緑色で照りがあり、おひたしや炒め物などにピッタリ。
[播種時期]
3月(冷地)、10月~11月
家庭菜園を始める準備をしよう
家庭菜園の準備
家庭菜園は庭や畑を使うものから、プランター栽培を行うものまで様々です。家庭菜園にはどのような準備が必要なのでしょうか。一緒に確認していきましょう。
土壌の準備
植物は、土の中に根を下ろす事で水分や養分を吸収します。つまり、育てる植物に合った土の用意が、丈夫な野菜を育てる上で重要です。
条件を満たした土壌で栽培する事で、害虫や病気のリスクが減り、収穫まで楽しく家庭菜園をする事ができます。
野菜は根で呼吸している事を知っていますか?土の粒の間に生まれる空間から酸素を根に吸い込んでいます。
しっかりと耕し、腐葉土を混ぜる事により土の間に空気が含まれるようにしましょう。
肥料のいろは
肥料は植物の生育を促す役割があります。肥料は有機肥料と化成肥料に分ける事ができ、利用したい効果や期間によって使い分けます。
なぜ肥料が植物の生育を助けるのでしょうか?肥料には窒素、リン酸、カリウムが含まれており、この3成分が生育をサポートします。
植物の種類や生育度合いによって必要とする栄養素は変わるので適切なタイミングで、必要な肥料を与えることを意識すると一人前の家庭菜園者になれますよ!
種・苗の準備
土壌や肥料が準備できると、次はいよいよ種まきです。種はどのように選べばいいのでしょう。ここでは種を準備する際に見ておくと良いポイントをまとめてみました。
発芽率
植物も生き物ですので、必ず発芽するとは限りません。どのくらいの確率で発芽するのかを確認しましょう。
製造会社
種は生育後直接口に入るものです。種を販売している会社は信頼できそうか確認してみましょう。
種を蒔く時期
記載されている時期に種をまく事ができそうか確認しましょう。時期を逃すとうまく栽培できない可能性が高まります
消毒やコーティング
消毒は植物の病気予防目的で使われている場合が多いです。栽培に慣れていない時期は消毒済みの種を買うと育てやすいです。
このように種を買う際に確認するポイントをあげてみました。種の袋の裏には様々な情報が載っています。一度確認してみてくださいね。
よくある質問
- Q1元肥と追肥の違いはなんですか?
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元肥は植え付け前に与え、植物の成長を止めないこと、植物が元気に成長することが目的です。 追肥は植物を生育する上で不足している肥料を補うことが目的です。 追肥は生育期間が長い野菜に使用するため、すぐに成長して収穫できるような野菜は追肥しなくても大丈夫です!
- Q2使い終わった土は再利用できますか?
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再利用できます。しかし、再利用するには手順があり、その手順を踏まなければ、害虫や水捌けが悪くなってしまうので注意が必要です。
家庭菜園ではここに気を付けよう
家庭菜園で気を付けること
ご自身の畑や庭をお持ちの方、ベランダにプランターを置くスペースのある方の中には家庭菜園に挑戦したいと思っている人も多いのではないでしょうか。野外菜園をする時に気を付けると良い事を紹介します。
①風通しや日当たり
植物の育成を促すためにも、十分に日が当たる場所が最適です。日中どのように日光があたりそうか確認しておきましょう。また日光が入りづらい場合は半日陰でも生長する野菜を選びましょう。風通しは病気を防ぐためにも確認したほうがいいです。よく風の当たる場所を見つけると健康な野菜が栽培できそうですね。
②水やりのタイミング
水やりは基本的に早朝もしくは夕方ごろに行います。夏場は土が乾きやすいので朝と夕方の二回水やりをしてあげます。冬場の夕方に水やりすると、水分が凍結する可能性があるので朝少し暖かくなってから行うのが最適なタイミングです。
③防虫対策
植物の生育する過程で虫が発生する事はよくあります。虫がついていればピンセット等を使って駆除しましょう。葉の表面だけでなく、裏側も確認するとよいでしょう。家庭菜園をしない方の中には虫が苦手だからという人も多くいるでしょう。安心してください。防虫ネットを使う事でほとんどの虫が寄せつく事を防ぐ事ができます。
家庭菜園で始める子供の食育
家庭菜園と子供の食育
家庭菜園は単に野菜を栽培するだけでなく、お子さんの食育にも最適です。ではどんな点が食育に役立つのでしょうか。
嫌いな野菜克服のチャンス
家庭菜園のメリットは種をまく時から生育、収穫まで観察できる事です。自分が育てた野菜への愛情は格別です。野菜の好き嫌いがあるお子さんは、家庭菜園を通して克服できるかもしれません。
水やり
水やりは基本的には毎日行います。何か習慣を身につける事はお子さんの大きな成長につながります。水やりをちゃんとできた時は褒めてあげるなどして楽しく継続できる環境を整えてあげましょう。
収穫
収穫は家庭菜園のビッグイベントです。是非お子さんと一緒に収穫をし、達成感を共有しましょう。一連の栽培を経て自分にも自信がつきます。また、何故うまくいったのか振り返る事も大切です。振り返りを通して食への関心を高めましょう。