サカタのタネ ヒョウタン種子 千成ひょうたん 実咲小袋[920973]【取り寄せ注文】※春のみの商品
【取り寄せ注文商品です】
・ご注文をいただいてからメーカーから取り寄せとなります。
・商品によっては品切れや商品の入荷に時間がかかる場合がございます。
その際はメールにてご連絡させていただきます。予めご了承ください。
特長
植物体は庭や窓辺で日よけ~鑑賞用として、果実は容器などの工芸品に利用されています。長さ8cmくらいの小さいヒョウタンが鈴成りにたくさんつきます。
栽培環境・土づくり
日当たり、水はけ、風通しのよいところで栽培します。ウリ科作物の連作は避けます。植えつけの2週間以上前に、土壌の酸度調整とカルシウム補給のために、苦土石灰を1㎡当たり150g程度施しておきます。1週間前までに完熟堆肥約3kgと有機配合肥料100g程度を施します。健康に育てるために、畑は深く耕して、根を大きく張らせます。
タネまき・植えつけ
遅霜の心配がなくなってからなら直まきもできますが、一般には育苗をします。発芽適温25~30℃を確保して、3号(9cm)ポリ鉢にタネを3~4粒まき、1cm程度覆土します。発芽するまで乾かさないようにします。本葉1~2枚のころ1本に間引きします。苗全体に光が十分当たるように管理し、本葉4~5枚になったら、株間約90cmで植えつけます。
管理のポイント
植えつけは地温が15℃以上になってからにします。早く植える場合は、保温キャップやポリマルチなどをして地温を確保します。植えつけ後、つるが伸びてきたら、下のほうの子づる(側枝)はかきとり、支柱に誘引します。誘引が遅れると、つるが垂れ下がって折れてしまいます。毎日のようにヒモで結束していきます。栽培期間が長いので、株の様子を見ながら追肥をします。確実に果実をつけるには、夕方に開花した際、雄花をとって、雄しべの先を雌花の柱頭につける人工受粉を行います。
病害虫・生理障害
うどんこ病は、葉にうどん粉をふりかけたような白いカビが生じます。つるを早めに整理して、日当たりと風通しをよくします。完熟堆肥やバイオエースなどの有機物を積極的に施して、根がよく張る土づくりをします。根が健全に育てば、地上部も健全に育ち、病害にも強くなります。アブラムシは急速に増加するので早期発見に努め、捕殺するなど早期に防除します。
収穫・保存・利用
開花後30~45日を目安に収穫します。収穫の時期が遅れてもまったく問題がないので、あわてて未熟なものを収穫しないようにします。未熟だと皮が薄く、水につけておく際に壊れてしまいます。葉やつるが枯れてから収穫すると安全です。口部にドリルなどで穴をあけ、水に10日くらいつけ、内部を腐らせた後、針金などでタネをとり出します。よく洗って乾かし、酒器や花器などにします。
ヒョウタンのまきどき検索