小林種苗 キュウリ種子 ピカピカ*種子有効期限2024年10月末
草勢は初期ややおとなしいですが、生育後期までのスタミナがあり、栽培全期間を通じて安定しているため、収穫の波も少なくて作りやすいです。果長は21cm~22cmで、果実の太さは中程度になります。果色は濃緑でテリがあり、市場性が高いです。尻太果や胴細り果などのクズ果の発生が少なくて、秀品率が極めて高く、果揃いもよいので出荷の選別がしやすいです。草勢は中位、側枝の太さは中程度で、高温乾燥の続く盛夏期でも栽培が安定し収穫量の波が少ないです。主枝雌花率は3~5月蒔きで50~60%、各1果成りが主体になります。
栽培のポイント
・若苗定植を行い、初期より少し強めの草勢管理を行うことにより、増収が期待できます。
・完熟した堆肥を多めに施し、充分深耕して健全な根群の形成をはかります。
・元肥は、作物や土質によって異なりますが、やや多めの施肥設計が良く、10アール当たりの成分量で窒素30~35kg、リン酸35~40kg、カリ25kgを標準とし、有機質肥料を主体に施します。
・7節までの側枝と雌花は、必ず早めに除去し、それ以降の側枝は中段までの1節、上段は2節で摘芯します。孫ヅルは草勢に応じ適宜摘芯しますが、生育期を通して常に生長点が大きく健全な側枝が3~4本あるように管理します。
・主枝雌花率が高く、初期より収量が多いので追肥は早めに施します。第一回の追肥は主枝の雌花開花始め頃とし、その後は7~10日ごとに早勢をみながら施用します。
・中期以降は強整枝を避け、摘葉主体で採光を図ります。
・露地早熟栽培、冷涼地夏秋栽培、暖地露地抑制栽培に最適です。
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