タキイ種苗 タマネギ種子 ケルたま[ATA05P]【取り寄せ注文】【2024秋新種予約】
【取り寄せ注文商品です】
・ご注文をいただいてからメーカーから取り寄せとなります。
・商品によっては品切れや商品の入荷に時間がかかる場合がございます。
その際はメールにてご連絡させていただきます。予めご了承ください。
ケルたま
機能性成分ケルセチンを多く含み長期貯蔵が可能!
「ケルたま」の品種特性
●機能性に優れる
「ケルセチン」はポリフェノールの一種でタマネギ、ケールなどに含まれる成分です。「ケルたま」はこの「ケルセチン」を従来の秋まき品種の約2倍含む、高い機能性をもつ品種です。そのため、肉色は従来品種よりもやや黄色いのが特徴です。
●晩生で皮が美しい高貯蔵種
熟期は晩生で、玉のしまりがよく、貯蔵中の萌芽や尻部の動きが遅いため、長期貯蔵に向きます。皮は密着性に優れており、貯蔵中の離脱が少なく、濃赤褐色でテリ・ツヤがあり、美しく仕上がります。
●草姿立性で作りやすい
草姿は立性で首しまりがよく、葉折れしにくいため、除草や農薬散布などの管理作業が容易です。収穫期は、晩生種のため梅雨時期になりますが、草姿のよさからくる、比較的高い耐雨性があります。さらに晩抽性も高いので、安心して栽培いただけます。
●加熱調理に向く
極高貯蔵でかたくしまし、辛みはありますが糖度も高いので、生食よりも加熱調理に向きます。また、タマネギに含まれるケルセチンは水溶性で、加熱による分解が少なく、煮たり炒めたりしても機能性はほとんど変化しないといわれています。そのためスープや肉じゃがなどの煮物料理にして食べることにより、おいしく、そして効率的に体に取り込むことができます。
栽培のポイント
●中生播種・定植でスムーズな活着
「ターボ」などの中生種と同様の9月中下旬にタネをまき、11月下旬に定植を行い(中間地標準)、スムーズに活着させます。遅植えになると活着が悪くなり、生育不良や肥大不足になる可能性があるので気をつけてください。播種前には必ず、適期表でお住まいの地域に適した播種・定植期を確認して下さい。
●的確な追肥で順調な肥大
必要な施肥量は、1㎡当たりチッソ成分で約20~25gです。元肥は全チッソ量の約半分を投入し、残りを追肥として施します。追肥は1月から3回に分けて行い、止め肥は3月中下旬ごろとします。多肥や止め肥の遅れは熟期が遅れるだけでなく、玉じまりが悪くなり、食味や貯蔵性も悪くなるので注意します。
●収穫適期を守る
高い貯蔵性を生かすため、おおよそ倒伏が揃った約1週間後、玉が充実してから収穫します。早どりは肩落ちや貯蔵性の低下を招き、遅どりは品質の低下や病害の原因となるので注意してください。また、梅雨時期の収穫になりますが、晴天の日を見計らって行いましょう。湿気の多い状態で収穫すると、貯蔵中の腐敗が増加しやすくなるため、収穫時の地干しや風乾などを十分に行い、収穫後速やかに乾燥させることが重要です。収穫後は雨や直射日光の当たらない風通しの良い所で貯蔵するとよいでしょう。
※成分データはタキイ調べ(成分の数値は、栽培条件により変動する可能性があり、栽培での結果を保証するものではありません。)