ガウディ
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リーキ(西洋葱)はこんな野菜です!
リーキ(西洋葱)は、西洋料理の高級食材として扱われている野菜です。
日本の白葱同様、土寄せを行い軟白部を育て、この軟白部を料理として利用します。
日本の白葱とは異なり、葉身は硬く、長く扁平な形をしており、軟白部は日本の白葱よりも太く、ずっしりとボリュームがあります。
軟白部の太さは品種により異なりますが、弊社のガウディのように、5cm以上に太るものもあります。
群馬県の特産物「下仁田葱」のようなイメージです。
西洋では、スープ、ポトフ、マリネ、グラタン、肉巻グリルなどの用途で使われていますが、和食との相性も良く、鍋料理、すき焼、焼鳥などでも美味しくいただけます。
特に煮込み料理では、味・香りはまろやかで甘く、とろりと柔らかくなるも煮崩れしにくい。
また、葱特有の臭いも少なく、食べやすくて上品な味わいです。
リーキの葉は繊維が多くあまり食用には適しませんが、ダシ取りとして利用できます。
リーキ(西洋葱)の栽培方法
リーキの栽培方法は、基本的に白葱と同じです。
播種と育苗
中間地では、3月中旬~4月頃が播種適期です。セルトレイやポットを利用すると栽培しやすくておすすめです。
施肥と定植
リーキの根は湿害に弱いため、排水性の良い肥沃な圃場で栽培します。
元肥は1反あたりの成分量で、チッソ・リン酸・カリをそれぞれ10~15kg程度が目安です。
日本の白葱同様、溝を掘って定植します。(畝幅100cm、株間15~20cm)
リーキの葉は平面状に広がるため、定植時に、畝の方向に対して45°傾けた方向に葉が広がるように定植することで、その後の栽培管理がやりやすくなります。
土寄せと追肥
定植後1ヶ月頃から、3回に分けて追肥とともに土寄せを行います。
土寄せのタイミングは1ヶ月おきに1回、1回の追肥の量は、チッソ成分量で1反あたり3~5kgが目安です。
土寄せ時、土や肥料が葉の付け根部分に入らないように注意します。
雨除け栽培
通常は3~4月に播種育苗し、6月に本圃に定植しますが、高温多湿により、夏越しが難しい場合は、5~6月に雨除けハウス等に仮植し、9月上旬に本圃へ定植して栽培します。