渡辺採種場 ミニトマト種子 CFプチぷよ
赤ちゃんのほっぺのような、トマトのイメージを超えた新しい食感!
・果皮がとても薄く、とろけるような食感のミニトマトです。
糖度が高く風味に富んで、食味は良好です。
・果実は赤色で強い光沢があり、一果重13〜15g程度です。
果皮に弾力があり、ほとんど裂果しません。
・葉は淡緑色で、節間は短く、草勢はやや強めです。
・葉かび病の抵抗性(Cf9)を持っています。
栽培ポイント
1. 育苗
播種〜発芽後の管理
セルトレイ(128穴)に1穴1粒播きます。発芽までの地温は、日中30℃、夜間25℃、
発芽後の気温は、日中23〜25℃、夜間15℃で管理します。
育苗中も日光をできるだけ当てるようにします。
仮植(鉢上げ)とその後の管理
本葉2〜2.5枚で鉢上げを行います。
排水の良い有機質に富んだ培土を用い、10.5cm鉢に浅く植え付けます。
徐々に馴化させ、本葉4枚からは夜間気温12℃程度とし、
定植1週間前には圃場と同等の管理温度にします。
2. 定植準備
施肥
元肥を施す前に必ず土壌診断を行い、それに基づいて施肥設計をします。
pH6.0〜6.5に石灰質資材で矯正してください。
畦作り
ベッドは幅90cm、高さ15cm、マルチは透明ポリを張り、
マルチ内に灌水チューブを設置します。
3. 定植
本葉7枚展開時(第1花房開花直前)が適期です。
条間45cm、株間40〜45cm、2条に植え付けます。
4. 定植後の管理
温度管理
日中適温は23〜25℃、夜間は最低10℃以上で管理してください。
灌水
活着するまでは極端な乾燥は避けます。
第1花房が着果するまで灌水は控えめに行い、徐々に量を増やし、
最盛期では一日の灌水量が株当たり500〜700ml程度です。
追肥
第1花房が着果し始めたら追肥を開始します。
1回の量は、10アール当たり窒素成分で1.0kg程度、
液肥(多木有機液肥2号等)で施用します。
その後、草勢を見ながら1〜2週間おきに施用し、草勢を維持してください。
着果(ホルモン処理)
着果安定の為、トマトトーンによるホルモン処理、
またはマルハナバチ等の利用が効果的です。
強風、薬剤散布時の注意
果実や葉がやわらかい為、
強風や高圧での農薬散布による擦り傷に注意してください。
5. 収穫
収穫の適期
着色が進んだ状態でないと糖度が上がらないので、果実は若どりせず、
なるべく着色が進んだ段階で収穫してください。

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